倒れてからでは遅すぎる!

実は夏場に多い脳梗塞・心筋梗塞

後悔しないための生活習慣

夏の油断が命取り 血液ドロドロが突然死を招く?

夏の心筋梗塞・脳梗塞は、脱水が原因で血液がドロドロになり、血栓ができやすくなることで起こります。暑さで体内の水分が失われると、血液はドロドロ状態に傾き、脳梗塞や心筋梗塞だけでなく突然死の危険を高めます。気温が上がり暑さを感じるようになると、体内の熱を発散しようとして血管が拡張し、それによって血圧が低下します。さらに、汗をかいて水分が不足することで血液が濃く粘度を増してしまい、血管が詰まりやすくなります。そのため、夏場は脱水症状によって血管の詰まりで引き起こる心筋梗塞・脳梗塞を発症する人が多くなるのです。専門医も「血液の粘度悪化は血管や臓器の老化を進め、突然死のリスクを上げる」と警鐘を鳴らしています。

予防①こまめな水分補給が突然死を防ぐ

水分が身体に浸透するまでに約20分かかると言われています。「喉が渇いた」と感じたら、身体はすでに水分が不足している状態で、すぐに水を飲んでも20分間渇いた状態が続きます。さらに、汗をかく以外にも、暑さによって皮膚から水分が蒸発してしまっていることもあり、「あまり汗をかいてない」「直射日光が出てないから」の理由で、水分摂取を怠る方も多くいらっしゃいますが、気づかないうちに身体から水分が失われているかもしれません。「喉が渇いてから」ではなく、時間を決めてこまめに水分を摂取することが重要です。

飲み方に気を付けて!水分補給の落とし穴

コーヒーは水分摂取量として数えないで!

コーヒーに含まれるカフェインの利尿作用によって、水分が尿として排泄されてしまいます。

お酒好きな人は要注意!

お酒を飲むときは余分に水分補給を!

お酒にも強い利尿作用があります。

ビールを1L飲んだら1.1Lの水分を失ってしまうという研究結果もあります。

カフェイン入りの飲料やアルコールは、水分補給としてのカウントはしません。どうしても飲みたい場合は、飲む量に気を付け、プラスでの水分補給をしたり、カフェインレス飲料やノンアルコールで代用しましょう。

予防②飲むだけで血管を丈夫にしなやかに

天然水溶性シリカ含有量45mll/Lを含む「よみがえりの水」なら、水分補給しながら血管を若返らせ丈夫にする働きがあります。血管を守るためにもオススメの水です。

体内で生成できない「シリカ」(ケイ素)は、骨、血管、皮膚、歯、髪、爪などの健康維持に欠かせない栄養素で、コラーゲンなどの結合部分を増強し、組織と組織を束ねる役割を担っており、不足すると肌の乾燥やシワの原因に。また、抜毛・薄毛・骨折しやすいなどの影響も。1日に必要なシリカ量が摂れ,血管を柔軟にし、健康な体作りに欠かせません。(※1日の必要量は10~40mg)

水分補給の際、1日1本(500ml)分をよみがえりの水で摂ることで、水分不足と血管を丈夫にすることにもなり、一石二鳥です。倒れて後悔しないために、何を取り入れるかも重要ですよね。

血圧高めの方必見!減塩よりもミネラル豊富な天然塩

血管を守るために、塩分の摂りすぎは良くないですが、減塩よりも身体にいい塩を選ぶことは重要です。天然塩には、カルシウム・カリウム・マグネシウムなど血圧を正常にし、動脈硬化を防ぐといわれるミネラルが豊富に含まれています。そのため、体に蓄積することはありません。

(※減塩することを言われますが、それは精製塩のことで、精製塩には体内に必要なミネラルがほとんど入っていない為、体内のミネラルバランスが崩れ、神経や筋肉、血圧調 整に悪影響をおよぼすリスクが高まります)

夏の突然死を防ぐ運動法

夏の高温下では激しい運動よりも、心拍数を適度に上げ血流を促す軽めの運動が効果的です。室温や時間帯に配慮しながら、毎日続けられるメニューをご紹介します。(涼しい時間帯で無理のない程度に運動しましょう)

運動前の準備と注意点

熱中症や転倒のリスクを避けるため、部屋の温度は26~28℃に設定し、扇風機や冷感タオルを用意しましょう。運動前後には必ず200ml程度の水分補給を行い、無理を感じたらすぐに休みます。転倒予防のため、すべりにくい靴下や室内用シューズを履くと安心です。

1. 椅子を使ったウォームアップ(3分)

・背筋を伸ばして浅めの椅子に座る

・両足を揃え、大きくかかとを上げ下げ(30秒)

・両腕を左右に開き、胸を軽くひねるストレッチ(左右各5回)

・ゆっくり動かすことで関節をほぐし、心拍数を徐々に上げます。

2. 座ったまま下肢筋力アップ(5分)

膝伸ばし運動:

・椅子に座り、片脚ずつ膝を伸ばして10秒キープ×左右各5回

・足首回し:足先を前後・内外にゆっくり10回ずつ回す×左右の太ももやふくらはぎの筋力を保つことで、静脈還流を促し血栓予防に繋がります。

3. 背中ストレッチ(3分)

・椅子に座り、両手を頭上に伸ばし、体側を左右にゆっくり傾ける

 (左右各5回)

・肩甲骨を寄せるイメージで肘を後ろに引き、肩周りをほぐす(10回)

 タオルを使うとやりやすい。

自律神経を落ち着かせ、血圧の急変動を防ぎます。

運動後は心拍が落ち着くまで安静を保ち、水分補給を忘れずに行いましょう。

イライラは禁物!リラックスした毎日が夏の心筋梗塞・脳梗塞を防ぐ

夏の暑さは身体だけでなく心にも負担をかけ、血管リスクを高めます。無理なく、毎日続けられるメンタルケアが大切です。予防の基本はストレスをためないこと。ポジティブな気持ちでリラックスする習慣を。以下のプランを参考に、心のバランスを整えましょう。

1. 「感謝ノート」でストレスを客観化

A5サイズのノートを用意し、1日1行でOK

朝:今日楽しみにしていることを書く

夜:その日の小さな出来事に対する感謝を1つ記す

書くことでポジティブな気持ちが定着し、ストレスホルモンを減らします

2. 午後の「お茶タイム瞑想」

エアコンのきいた涼しい部屋で、緑茶かハーブティーを一杯用意。お茶を一口ずつ味わいながら、「香り」「温度」「味」の三点に集中10分間の静かな時間が、自律神経を整え、心拍数の乱高下を防ぎます

3. 笑いは免疫力UPで病気を防ぐ

毎日「意識的」に笑う習慣をつくる、面白い画像をみる。ユーモアを共有できる友人や家族と過ごす事で、免疫力も上がり、血管機能の改善がみられると言われています。

まとめ

「突然」の脳梗塞・心筋梗塞が起こりやすい季節です。

しかし、日々の食事・運動・心のケアを意識的に取り入れることでリスクは大幅に低減できます。今日から始められる小さな習慣が、あなたと大切な人の安心につながります。どうぞ熱中症対策と合わせて、血管ケアも忘れずに。


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